ダン・アブネットのブラックライブラリー アイゼンホーン ゼノス を読んだ感想

ウォーハンマー

Designer Insights: Inquisitor Eisenhorn

https://www.warhammer-community.com/2018/03/02/designer-insights-inquisitor-eisenhorngw-homepage-post-4/

絶版となってしまったウォーハンマー日本語書籍、アイゼンホーン上・下を読みました。

主人公アイゼンホーンさんは異端審問官です。異端審問官は40k帝国において絶大な権力を持っています。帝国内のあらゆる反逆者を処罰し、帝国軍にも支援要請を出せます。スペースマリーンと共同作戦をとることもあります。

本作の主人公アイゼンホーンはサイカーであり、中堅どころの経験値を持つ異端審問官です。長年一緒に行動してきた助手のようなグループで任務を果たします。一般兵より戦闘力は高いものの、スペースマリーンと単独で戦えるほどではありません。

因縁深いテロリストを追ううちに更に大きな異端と異種族の陰謀の存在を知り戦うという内容です。

エンペラーズチルドレンとデスウォッチのスペースマリーンも少し出てきます。ケイオススペースマリーンが人間からみたらどれほど超越した存在なのかよくわかります。

本作はアイゼンホーン3部作のうちの1つゼノスの日本語版です。映画でいうと1.2.3の1に位置します。ですのでいったん区切りはつきますが、まだ先がありそうな描写がありました。ご存知のように日本語書籍は撤退してしまったので残りは英語で読まなければなりません。

作者のダン・アブネット氏はあのホルス・ライジングの作者でもあります。ウォーハンマー、ブラックライブラリー界の第一人者のような立場の人です。色々読んだ本の中でこの人が一番おもしろくて豊かな世界観、物語を描いていたと思います。

この作品で登場する様々な職業、ローグトレーダー、サービター、貴族、に非常に興味が出ました。ミニチュアをもっと集めたくなります。というか読んでから結構買いました。今後紹介します。

異端審問官を主人公にしたゲームはあります。

私も一応クリアしたウォーハンマー 40,000:Inquisitor – Martyr – PS4。Steamでもあります。

ハック&スラッシュアクションゲームで発売後も更新が続けられました。武器集めをするために周回プレイをするゲームです。ゲーム自体はおもしろいのですが翻訳がほぼ自動翻訳です。何言ってるのかわかりません。デーモンやケイオススペースマリーンとも戦えます。アイゼンホーンさんより強い人ですね、この人。

ミニチュアゲーム inquisitor

過去にこんなものもあったそうです。今のウォーハンマーより大きいサイズのミニチュアで遊びます。当然絶版。30年前くらいですね。

左がinquisitorの老アイゼンホーン。右が40kの若きアイゼンホーン。発売された時期が大分違うかとは思いますがあえて、同じポーズと似た装備にしているのですね。

40kでも異端審問官は使用可能です。ただ他の帝国アーミーに混じる形で使うためアーミー独自のルールを適用できません。そのためあえて異端審問官を使うより単独アーミーで戦うほうが使いやすく強い傾向があります。

最近はキルチームではインペリアルネイビーやアルビテスなど新しいアーミーも登場しています。妄想ですが来たる10版において異端審問庁なるアーミーが出る可能性もあるのではないでしょうか。そんなときが来るかもしれないとも思い、実は異端審問庁系ミニチュアを集めています。

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